アメリカバージニア州で行われた「クリスチャン・フィルム・フェスティバル・アワード」で、東條政利監督の「地の塩、山室軍平」が、2021年のベスト・インスピレーショナル(東條政利監督)、ベスト・アクター(森岡龍さん/山室軍平役)を受賞しました。
そして、我妻三輪子(山室機恵子役)が『最優秀助演女優賞』、最優秀子役賞(高澤父母道さん/若き日の山室軍平役)、最優秀衣裳・小道具賞(村島恵子さん・極並浩史さん)を受賞しました。
映画「地の塩、山室軍平」
【ものがたり】
社会鍋といった慈善活動を行う日本救世軍の創設者で、社会福祉の先駆者として知られる山室軍平の生涯を描いたドラマ。明治5年、岡山の貧しい農家に生まれ、勉強したい思いから15才で養子先の家を飛び出して上京した山室軍平。そこでキリスト教の救済の精神を知った軍平は新島襄の同志社で学ぶために京都へ向かい、同志社神学校に入学。その後、救世軍に参加し、日本人初の救世軍士官となる。世の苦しむ人たちのために戦うことを決意した軍平は、娼妓自由廃業運動をスタートさせる。